成長は快感である

努力は苦しいものじゃない、

楽しいものだ。

ここまで「限界を突破する」とか「成長には痛みがつきもの」と言ってきたから、

努力して成長することに対して悪いイメージを与えてしまったかもしれない。

だが、安心してくれ。

成長は確かに苦しいが、筋トレで学べるのはそれだけじゃない。

苦しみの先には、確かな成長が待っている。

そして、その成長を実感すると、最高の「快感」を感じることができるんだ。

例えば、辛く苦しく楽しい筋トレの翌日には筋肉痛がやってくる。

筋肉痛は痛くて厄介なのだが、それと同時に良いトレーニングができた

証拠でもある。

筋肉痛によって、自分の成長を実感できるのだ。

痛さはあるが、それと同時になんとも言えない充実感と快感がやってくる。

さらに、筋トレをやっていると外見がみるみるうちに変わってくるので、

周囲の人間からも気付かれ、褒められるようになる。

自分で自分の成長に気付くだけでも嬉しいのに、人から褒められて嬉しくないわけがない。

こうして努力の末に何らかの成長を遂げる経験を何度も積んでいくうちに、君は成長の虜となる。

成長の快感を身をもって体感するには、筋トレが最適だ。

筋トレほどわかりやすく君を成長させてくれるものはないだろう。

さっきも言ったように、自分自身の感覚で成長が実感できるし、実際に見た目が変わっていく。

さらに、扱えるダンベルやバーベルの重量が変わってくる。実はここが重要なのだ。

筋肉量や体脂肪率でもそうだが、「数字」で明確に成長を実感できる。

70kgしかあげられなかったベンチプレスが72.5kgになっていたら立派な成長だ。

これがTOEICや仕事だと、なかなかそうはいかない。

出題傾向や運次第のところもあるからだ。

実際は英語力や仕事力が伸びていても、きちんと測ることができない可能性もある。

筋肉はいついかなる時も嘘をつかない。

この成長の快感は、一度その味をしめたら病みつきになる。

そして、人生でめちゃめちゃ役立つ。

と言うのも、筋トレを通して成長の快感を学んでおけば、

今後の人生の過ごし方がガラリと変わるからだ。

英語であれ仕事であれ、頑張っていても時に成長を感じられないことがあるだろう。

だが、成長するには続けるしかない。

そこで、筋トレによって「苦しみの先に成長の快感がある」ことを知っていれば、

その苦しみさえも楽しめるようになる。

いつでも上を目指そうという上昇思考になるのだ。

しかも、その確かな成長の実感が原動力となり、さらなる成長を得ようとする。

1種の成長中毒とも呼べる状態になるわけだ。

こればっかりは、いくら言葉で説明しても伝えることはできない。

とにかく実際にやって見てくれ。

成長の快感の味を覚えたら、努力が楽しくて仕方なくなるだろう。

だからこそ、この経験の有無は、君の人生で大きなターニングポイントとなる。

今君の前には、分かれ道がある。

片方は平坦で楽な道のりだが、いくら進んでも成長がない道。

もう一つは、急な坂道で最初は苦しい。

しかし、その坂を登った先には「成長」と言う見たこともない絶景が広がっている道。

どっちを選ぶかは君次第だ。

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